広島破竹の6連勝で借金完済! 三好2年ぶり弾など3発で今季4度目2桁得点 野村65日ぶり4勝目 

[ 2019年7月25日 21:14 ]

セ・リーグ   広島11―4中日 ( 2019年7月25日    マツダ )

<広・中>2回裏1死一塁、三好は左越えに2点本塁打を放ち笑顔でナインとタッチを交わす (撮影・奥 調)
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 広島が44日ぶりに1軍マウンドへ戻って来た野村の6回3失点好投と三好、菊池涼、鈴木と効果的な一発攻勢で中日に11―4と快勝し、5月11日~25日の11連勝以来となる今季3度目の6連勝をマーク。7月5日以来20日ぶりの勝率5割復帰を果たした。広島の2桁得点は13―0で勝った5月30日のヤクルト戦(神宮)以来今季4度目。中日は8連勝後の6連敗で借金が8とふくらんだ。

 広島は2回、1死一塁から三好が左翼スタンドへ楽天時代の2017年6月16日阪神戦以来2年ぶり、移籍後初となる1号2ランを放って先制。さらに小園の右前打から2死二塁とし、西川の中越え二塁打でもう1点加えてこの回3点を先取した。

 4回には守備の乱れもあって2点を失い3―2と1点差に詰め寄られたが、5回には菊池涼の左越え6号ソロに続いて主砲・鈴木も左越えに21号2ランを放って6―2と4点リード。6―3で迎えた7回には菊池涼、バティスタ、鈴木の3連打や三好の押し出し四球、代打・坂倉の2点適時二塁打などで5点を加えて試合を決めた。

 投げては6月11日の日本ハム戦(札幌D)でプロ最短の初回5失点KOを喫し、2軍で調整していた野村が44日ぶりの1軍マウンドで6回5安打3失点と好投。遠藤、今村、レグナルトとリリーフ陣も踏ん張って借金を完済した。野村は5月21日の中日戦(三次)以来65日ぶりとなる今季4勝目(3敗)。4勝すべてが中日戦という竜キラーぶりを見せつけた。

 中日は先発左腕のロメロが5回途中5失点KO。7回に登板した3番手・谷元も1死しか取れずに5失点降板と投手陣が踏ん張れなかった。

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