阪神ソラーテ、実戦デビューで存在感 無安打も2四球2打点 遊撃守備も軽快

[ 2019年7月25日 05:30 ]

4回1死三塁、ソラーテは右犠飛を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神の新外国人、ヤンハービス・ソラーテ内野手(32=マーリンズ傘下)が24日、早くも実戦デビューした。2軍練習試合のBC福井・富山選抜戦に「3番・遊撃」で先発し無安打ながら2打点と存在感を見せ、遊撃守備でも2つのゴロを無難に処理した。「遊撃・ソラーテ」ならマルテ、福留との共存が可能で、巻き返しに向け強力なオプションとなりそうだ。

 21日に来日したばかりのソラーテが早くもベールを脱いだ。矢野監督が視察した鳴尾浜での練習試合。2四球2打点で大勝に貢献すると、守備でも併殺を完成させるなど軽快な動きを披露した。

 「いい形でプレーできて良かった。よくボールを見ていこうと思っていた。もう少し内に入ってきたら打ってやろうと思っていたけど、今日はちょっと球が遠かったね」

 来日初打席となった初回2死からの第1打席と、唯一右打席に立った6回の第4打席は1度もバットを振らずに四球。3回1死一、三塁では一ゴロで三塁走者を生還させた。実力の片鱗を見せたのは4回1死三塁の第3打席だ。右腕の2球目を痛烈な右犠飛。右打席よりパンチ力があるという左打席で、浜風も苦にしないであろうライナー性の打球を放った。

 ただ、この日の注目は守備面だ。米国では主に二、三塁を守ったが、日本で最初に就いたのは遊撃。実戦は今月1日の3Aの試合以来だったが、初回先頭の遊ゴロを無難に処理。2回1死一、二塁では自身の前へのゴロを素早く二塁にトスし、無駄のない動きで併殺を完成させた。

 「そんなに頻繁じゃないけど、緊急に必要な時にショートでプレーしたことは向こうでもあったからね」

 本職ではない遊撃で先発させたのは、もちろん矢野監督の意向だ。4打席立って交代した6回裏まで見届け、狙いを説明した。

 「やっていないポジションでやってもらって、どうかなというのを見たかった。遊ゴロ(処理を見て)も、できるというのは見えたと思う。いろいろなオプションの中であり得るし、あり得るからやらしている。どうするかはその時考えます」

 5回からは左翼に回り飛球を1度処理した。ただ、福留が23日に1軍復帰。一塁のマルテも好調を維持しており、彼らと同時出場するためには、レギュラー不在の遊撃を守るのが最善といえる。

 まだ体調も万全ではなく、1軍昇格日について聞かれた指揮官は「まだわからんわ」と言葉を濁した。ただ、ソラーテ本人は「呼んでくれたらすぐにでも行く。自分のキャリアでそういうケースもたくさんあった」とやる気満々。1軍昇格は27日巨人戦(東京ドーム)以降が予想される。両打ちで内外野を守れる万能助っ人の起用法が巻き返しのカギを握る。(山添 晴治)

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