【西東京】国学院久我山 早実破り4強!4番宮崎サヨナラ満弾「最高の打撃」

[ 2019年7月25日 05:30 ]

第101回全国高校野球大会 西東京大会準々決勝   国学院久我山6-2早実 ( 2019年7月24日    神宮 )

9回2死満塁、サヨナラ満塁弾を放った国学院久我山・宮崎(撮影・島崎忠彦)
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)は30大会89試合が行われ、新たに3代表が決まった。西東京大会では、国学院久我山の4番・宮崎恭輔捕手(3年)が同点の9回2死満塁から左翼席へサヨナラ満塁本塁打。早実を6―2で破り、4年ぶりの4強進出を決めた。25日は29大会74試合があり、6代表が決まる。

 劇的な勝利を決める白球が左翼席で弾む。二塁を回った4番・宮崎は、声をからし応援してくれた三塁側スタンドに右拳を掲げた。自身初のサヨナラ弾。同点の9回2死、それも満塁の場面で飛び出した。

 「自分が決めてやろうと思った。最高の打撃ができました」
 この日、4打数無安打で迎えた打席だ。前の打者が死球を受けて満塁になった。「監督に“思い切って行け”と言われて気持ちが楽になった」。インコース高めのスライダーを豪快に振り抜いた。尾崎直輝監督は「主砲としての意地を出してくれた」と称賛した。

 中2の夏だった。「誰もできそうな人がいなかった」という理由で内野から捕手に転向した。高校入学後、指揮官からは「流れを読め。そうすれば打席でも捕手になれる」と助言された。9回のサヨナラ弾は直前に相手投手が首を振って、スライダーを投げてきた。「(スライダーも)あるかなと思っていた」。練習してきた「捕手」としての打撃が大舞台でできた。

 昨年12月には東京都高野連選抜としてキューバ遠征を経験した。現地で5試合を消化したが、途中出場を含めても出番は3試合だった。捕手ではなく一塁手で起用され「全部駄目でした。打撃を練習しないと夏に勝てないと思った」。帰国後は練習量も増えた。その思いは、この日の高校通算15本目のアーチに詰まっていた。

 チームは4年ぶりのベスト4。次戦は優勝候補の東海大菅生と戦う。「自分たちの野球をやるだけです」。宮崎の劇弾で、チームのムードも最高潮だ。(川手 達矢)

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