楽天・則本2勝目 奪三振侍健在 視察の稲葉監督「非常に良い」

[ 2019年7月25日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4―3西武 ( 2019年7月24日    楽天生命パーク )

楽天先発・則本昂(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 楽天の則本昂大投手(28)が24日、西武戦に先発し、6回3失点で2勝目を挙げた。2020年東京五輪のエース候補は、視察に訪れた侍ジャパン・稲葉篤紀監督(46)の前で毎回の9三振を奪う力投を見せ、猛アピールした。西武には昨季4戦全敗。天敵からの待望の白星を挙げ、チームは西武を抜いて3位に浮上した。

 復活をアピールした。楽天・則本昂にとって西武は昨季4戦全敗を喫した天敵。0・5ゲーム差と肉薄していただけに「直接対決は絶対に抑えないといけない」という気迫で立ち向かった。3回。源田と外崎を空振り三振に仕留めると、続く4番・山川をこの日最速の152キロ直球で3球三振だ。5年連続奪三振王が昨季の本塁打王を力勝負でねじ伏せ、3回まで完全投球を見せた。

 6回を3失点。108球を投げ、毎回の9三振を奪い「西武打線は球数をかけないと抑えられない。苦しめられたチームに勝てたのは大きい」。打線に援護をしてもらいながら昨季のリベンジに成功し、3月に受けた右肘の手術から復帰後2勝目を手にした。

 東京五輪開幕までちょうど1年というタイミングで迎えた登板を、侍ジャパン・稲葉監督がスタンドから見届けた。「手術明け3試合目で、実際に球が回復しているのか確認したかった」と視察の目的を説明。その上で「ファウルも空振りもしっかり取れていた。非常に良い球を投げていた」と高く評価され、則本昂も「凄くうれしい」と喜んだ。

 悲願の金メダルに向け、五輪エース候補の則本昂は欠かせないピースだ。代表経験も豊富で、過去にはリリーフも務めた。「バリエーションの多い投手。彼が一番輝ける場所を見つけながら勝てるポジションを考えていきたい」と稲葉監督。則本昂も「五輪に出られれば光栄なこと。チャンスがあるなら出たい。自分のチームで結果を出した先に選ばれればうれしい」と改めて強い意欲を語った。

 エースの力投で西武を抜き、3位に浮上した。試合前に稲葉監督と情報交換した平石監督は「選手たちにはぜひ五輪を目指してやってもらいたい」と期待。この先も侍ジャパン候補が躍動すれば、おのずとチームも上昇気流に乗っていく。(重光 晋太郎)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年7月25日のニュース