JFE東、初V王手!延長10回ルーキー峯本が逆転サヨナラ2点打 監督誕生日に恩返し

[ 2019年7月25日 05:30 ]

第90回都市対抗野球大会第12日 準決勝   JFE東日本5-4東芝 ( 2019年7月24日    東京D )

延長10回2死満塁、JFE東日本の峯本が逆転サヨナラ打を放ちもみくちゃに(撮影・篠原岳夫)
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 準決勝2試合が行われ、JFE東日本(千葉市)は延長10回、ルーキー峯本匠内野手(23)が逆転サヨナラ打を放った。東芝(川崎市)を下して川鉄千葉時代の98年以来、21年ぶりの決勝進出。この日37歳の誕生日を迎えた落合成紀監督を劇的勝利で祝い、初優勝に王手をかけた。トヨタ自動車(豊田市)は多木裕史外野手(29)の決勝ソロで日立製作所(日立市)に競り勝ち、3年ぶりの決勝に進んだ。

 前代未聞のヒーローインタビューだ。逆転サヨナラ打の興奮覚めないルーキーの峯本が「今日は落合監督の(37歳の)誕生日です」とリポーターから振られると「ハイ!歌わせていただきます」と即答。「♪ハッピバースデートゥーユー、ハッピバースデーディア、監督…」と歌い、東京ドームを沸かせた。

 関西人らしくノリは抜群だが、左打者は打席では冷静だった。元DeNAの守護神・須田が延長10回に勝ち越しソロを喫したその裏。2死二、三塁から3回に先制2ランを放った今川が申告敬遠された。マウンドの福本は左腕で当然の満塁策も「ラッキー。ヒーローになれる」とプラスに捉え3球目のスライダーを右前へ。「初球のスライダーを見送ったけど左なら最後も同じだろ」と読み勝った。

 試合中、落合成紀監督に声を掛けられた。「若手が日替わりで打っている。今日はおまえの日だろ」。3回戦は2年目の猪田がサヨナラ満塁弾、準々決勝はルーキー平山快が決勝二塁打。指揮官の予言を外すわけにはいかない。「立大で(4年時に)骨折しても獲ってくれた。恩返ししたかった。少し実りましたかね」。今大会チーム3度目のサヨナラ勝ち。峯本は指揮官と抱き合って喜んだ。

 初優勝へあと1勝。落合監督は「最高の誕生日でしたけど、明日(25日)勝ってもう一度」と話した。「ここまで来たら勝つしかない。今まで頑張ってきた意味がない」。殊勲のルーキーは、ナインの気持ちを代弁するように闘志を燃やした。(伊藤 幸男)

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