八代英輝弁護士 太陽光パネル事業者による住民“恫喝”映像に「自分は信用できない業者ですよって…」

[ 2022年11月10日 18:26 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(57)が10日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。経済産業省が9日、事業者が太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーを導入する際、規模など一定の条件に該当する設備では地域住民への説明会を開くなど事前の周知を義務化する方針案を示したことに言及した。

 現行は努力義務としているが、地域住民と事業者との間でトラブルが相次いでいることから厳格化。説明会の開催について虚偽の申請や説明内容の不備が発覚した場合は指導し、改善されなければ認定を取り消す。番組では、パネルの設置事業者による山梨県北杜市での住民説明会で、設置事業側の男性が声を荒らげて住民を威圧している映像を放送した。
 
 北杜市の説明会で、参加はチラシを配った人のみだと声を荒らげる事業者側の男性の映像を見たMCの恵俊彰が「どう考えても設置後に長いお付き合いが始まるわけじゃないですか。そうすると近隣の住民の方とできるだけうまくやっていこうと思うのが普通だと思うんですけれど」と聞くと、八代氏は「ここは業者さん側が誠意を見せる場なんですよね。住民に対しての不安を払しょくする場、そして住民との信頼関係を醸成する場なんですよ。ですから自ら自分は信用できない業者ですよって言ってるようなもので、コンプライアンスのダメな例みたいな感じで本当に信じられないですね、これが今、まかり通っているっていうのが」と話した。

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2022年11月10日のニュース