谷原章介「白いのはミントの味でちょっと苦手で…」サクマ式ドロップス“赤缶”の思い出振り返る

[ 2022年11月10日 13:09 ]

谷原章介
Photo By スポニチ

 俳優の谷原章介(50)が10日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。1988年公開のアニメ映画「火垂るの墓」にも登場した赤い缶に入ったあめ「サクマ式ドロップス」を販売する佐久間製菓(東京)が来年1月20日で廃業することに言及した。

 同社は本紙の取材に「取引先にすでに伝えている。新型コロナウイルスの感染拡大などで販売が落ち込んだ」と語った。東京商工リサーチによると、同社は2021年9月期に1億5173万円の最終赤字を計上。原材料高も重なり、経営が悪化。サクマ式ドロップス以外のヒット商品に恵まれなかったことも理由と思われる。横倉信夫社長は「原材料高を価格転嫁するのは困難で廃業を決めた」と話した。

 谷原は「非常に寂しいですねえ。僕も幼い頃の記憶に残る最初の思い出っていうとサクマ式ドロップで、ちゃんとふた閉めないと、湿気で固まっちゃったりするんですよ。いろんな味があるんですけれども、白いのはミントの味でちょっと苦手で、苦手だけれども食べなきゃいけないなと思って食べていた思い出が残っている」と振り返り、「歴史がある所がなくなるのは寂しいですけど、なんとかこういう老舗がイノベーションして生き残っていってほしいよね」と話した。

続きを表示

2022年11月10日のニュース