大空幸星氏「佐川急便は、佐川男子とか言って…」佐川急便社員、記録悪用しストーカー容疑逮捕に私見

[ 2022年11月10日 11:56 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 慶大を今年卒業した、24時間無料でチャット相談できるNPO法人を運営する大空幸星氏が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。宅配便の配達記録を悪用し、面識のない女性に繰り返し電話をしたとして、警視庁麻布署がストーカー規制法違反の疑いで佐川急便社員の男(38)=東京都北区=を逮捕したことに言及した。

 男は「女性と仲良くしたかった」と容疑を認めているという。署によると、男は東京都港区内の営業所に勤務。顧客の氏名や住所、電話番号が書かれた配達記録を閲覧し、女性客を探していたとみられる。自宅から顧客のリストが見つかっており「数年前から複数の女性に電話をしていた」と供述している。逮捕容疑は9月、都内に住む30代の女性に8回にわたり「俺のこと分かる?」「デートしよう」などと電話をした疑い。

 大空氏は「これ許されざる行為なんですが、例えば地方に行くと配送業者の方が地域の高齢の方の見守りとかされているんですよ。ですから配送業者に顔や名前を知ってもらうということが100%悪いというわけでもなくて、そこをどうやって規制をして分けていくかという問題が1つある」と持論を述べ、「ある種、中央集権的に何でも情報をどんどんどんどん一企業に渡していくというやり方っていうのは、好ましくないよねっていうのは世界的なトレンドでもあると思うので、そこは分散をさせていくってことが必要だと思います」と自身の考えを話した。

 そのうえで「ただ企業としてなぜ5年間、見抜けなかったということと、佐川急便は、佐川男子とか言って、ある種、風ぼうみたいなものを会社の戦略としてどんどんアピールするような、そうしてきたのも事実なんですね。そういった会社の戦略であるとか、社員教育に問題がなかったのか、検証をしていただく必要があると思います。もちろんこの方が悪いということは間違いないと思いますけれど」と自身の考えを話した。

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2022年11月10日のニュース