辛坊治郎氏 葉梨法相の「死刑のはんこ」発言に私見「言葉尻をとらえて大騒ぎは大嫌い」

[ 2022年11月10日 18:10 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(66)が10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、政治家の失言について私見を語った。

 葉梨康弘法相が9日、都内の会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」と述べたことに、与野党から批判の声が上がっている。葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。

 野党からは辞任を求める声も上がったが、辛坊氏は「政治家の悪意のない失言を、言葉尻をとらえて大騒ぎして辞任に追い込むみたいな、私大嫌いなんですよ」と、自身の見解を口にした。その上で、葉梨氏の発言については「今回、言っていることはその通りですからね」とぶっちゃけた。

 辛坊氏は閣僚の中での法相のポジションについて、持論を展開した。「誰でも務まるポジションに、2期参議院で当選した人を充てとけよという時に、一番使われがちなのが法務大臣というところ」。さらに「過去、法務大臣って失言の人が多くて。ある法務大臣は“言葉は2つ覚えておけばいいんです。一つは、個別事案についてはお答えを差し控えます。もう一つは、法と証拠に基づいて適切にやっていきます。この2つを覚えておいたら全部に対応(できる)。法務大臣は言葉を2つしゃべれれば十分です”って。それを言った大臣はクビになりましたけど、さすがにね」と、10年に失言で法相を辞任した柳田稔氏に言及した。

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