鈴木おさむ氏 年末のSMAP特番で起こった奇跡語る「想像を超えたものを見せてくれるのが彼らだった」

[ 2022年11月10日 12:17 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 放送作家の鈴木おさむ氏(50)が9日、水曜パーソナリティーを務める文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00)に生出演。この日の「おさむレコーズ」のコーナーで「あの時自分に寄り添ってくれたSMAPソング」をテーマに、SMAPの楽曲を紹介した。

 鈴木氏は「はじまりのうた」「オレンジ」「オリジナルスマイル」「この瞬間、きっと夢じゃない」「夜空ノムコウ」を選曲。

 「夜空ノムコウ」がリリースされた1997年について、鈴木氏は「中居君が初めて紅白の司会をやったときかな。フジテレビで年越し特番をやることになりましてね。『SMAP×SMAP』チームで。それでやったんですけど、生中継で、中居君紅白ですから、紅白終わって、スタジオに来て、年を越えて、この曲を最後に歌うっていうことになってたんですよ。ほぼ発売したばかりだから」と振り返った。

 しかし、会場のNHKホールがある渋谷から現場まで、バイクで向かうも道のりが混雑していたため、中居の到着は不可能という判断に。「間に合わないってなって、4人で歌うしかないってなった」というが「イントロが鳴り出したら、スタジオにバイクが着いたんですよね。そこで中居君が降りて本当に歌うんです」と、奇跡が起きたことを語った。

 鈴木氏は「うまいことやるねとか、いい演出だったねって言うんですど、そんなことなくて。本当にマジだったんですよ」と力強く語り「あの人たちと仕事してるときって、本当にそういうことがあって。最後に木村さんがギリギリストライク出すとかね、嘘みたいなことがあって。で、僕は必ず彼らとお仕事するときには、ラスト1%の奇跡というのを信じて必ず組み立てるんですよ。だから、全然うまくいかないときもあるんだけど、それが叶ったときの夢を見させてくれるというのがあって。なんか僕今テレビに足りなかったり必要なことだと思っていつもテレビ作ってる」と、自身の番組制作にも影響をもたらしたことを明かした。

 鈴木氏は「想像を超えたものを見せてくれるのが彼らだったな」と感慨にふけった。

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2022年11月10日のニュース