八代英輝弁護士 日本ハムの新球場問題に「誤訳でした。“推奨します”に直しますと言えば済むのでは」

[ 2022年11月10日 17:19 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(57)が10日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。来年3月に開業するプロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーン問題に言及した。

 公認野球規則では本塁からバックネット側のフェンスまで60フィート(約18メートル)以上が必要とされているが、新球場は50フィート(約15メートル)で建設。7日の実行委員会で規定を満たしていないと指摘されていた。14日の臨時12球団代表者会議で改めて協議する。新球場は大リーグ球場をモデルに、観客が臨場感を楽しめるように客席とグラウンドを極限まで近づけて設計。3日の段階で工事の進捗(しんちょく)は95%を超えており、開業までの改修は難しい状況。日本ハムは「現在、球団内で対応を協議しています」とコメントしている。

 日本の公認野球規則は、米国の公式規則を翻訳したものとされ、番組では、日本は「60フィート以上が必要」と明記されているが、米国では「recommended」という言葉を使って「推奨される、望ましい」という表現になっていることを紹介。このことを踏まえ、八代氏は「おそらく(球場をつくった米国最大手の設計会社の)HKSは日本版の野球規則じゃなくて米国版の野球規則をベースにつくって、なんの間違いもないと思って自信を持ってつくってると思うんですよね。ですから、NPBが、今まで守っていたのは誤訳でした。“推奨します”に直します、と言えば、実は済むことなんですけどね」と自身の見解を述べた。

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