大空幸星氏 サクマ式ドロップス製造元廃業に「事業継承したい人、廃業する人、うまくマッチングできれば」

[ 2022年11月10日 13:25 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 慶大を今年卒業した、24時間無料でチャット相談できるNPO法人を運営する大空幸星氏が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。1988年公開のアニメ映画「火垂るの墓」にも登場した赤い缶に入ったあめ「サクマ式ドロップス」を販売する佐久間製菓(東京)が来年1月20日で廃業することに言及した。

 同社は本紙の取材に「取引先にすでに伝えている。新型コロナウイルスの感染拡大などで販売が落ち込んだ」と語った。東京商工リサーチによると、同社は2021年9月期に1億5173万円の最終赤字を計上。原材料高も重なり、経営が悪化。サクマ式ドロップス以外のヒット商品に恵まれなかったことも理由と思われる。横倉信夫社長は「原材料高を価格転嫁するのは困難で廃業を決めた」と話した。

 大空氏は「中小企業とか、こういった技術を持っている所がどんどん衰退していくのは本当に残念で、まさにM&Aとかマッチングみたいなことをやって事業継承したい人と、廃業しなきゃいけない人、うまくマッチングできるような仕組みをもう少し広がればいいなと思いますね」と自身の考えを述べた。

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2022年11月10日のニュース