ナイツ塙 1人暮らし時代に九死に一生の災害体験「ニュースにもなって、死ぬかと思ったんだよ」

[ 2022年11月10日 14:46 ]

ナイツ・塙宣之
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(44)が10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に生出演し、九死に一生を得た災害体験を告白した。

 木曜パートナーの「ハリセンボン」箕輪はるかが、自宅のトースターが燃えるトラブルがあったことを報告。すると塙は「火事の現場とかって(経験)あります?俺はあるんですよ」と打ち明けた。

 塙の記憶では、03~04年ころのことで、自宅アパートが火災になったという。1階の奥の部屋から出火。深夜1時ごろのことで、「“何じゃこれ?”ってにおいがしたから、やばっと思って」。火事と気づき、逃げようとしたという。「廊下から外に逃げるしかないじゃん?廊下(側の扉)を開けたら、真っ黒になってて。向こうに火がぼーってなってて、ドラマみたいな」と、緊迫した状況を説明した。

 煙が立ちこめる中での避難は、恐怖だったという。「結局、目をつぶってるのと同じになるわけですよ。何も見えない。怖すぎちゃって、足がすくんじゃって」。自身の部屋が1階だったのが幸いで、「覚えてないんだけど、とにかく這いつくばるようにベランダから逃げて」と明かした。

 命からがら逃げた塙はその後、病院で検査を受けることに。「何で病院に行くかというと、黒いの(煙)を吸ってるから、肺が焼けてるかもしれませんということになった」と説明した。検査の結果、肺には異常はなかったものの、知らぬ間にケガをしていたという。「背中のところだけめちゃめちゃ血が出てて。逃げる時に物干し台に背中が刺さるくらい(ぶつけて)、焦ってて。だけど無我夢中で、それも気にならないくらい怖くて」と、決死の避難劇を振り返った。

 火災は火元の1部屋を全焼したものの、塙ら他の住民の部屋に被害はなかったという。「1階の奥の人が留守だったんだよね。たぶん、たばこか何かの火か広がっちゃって」。後日、出火元の住人が親とともに謝罪に来たという。「ニュースにもなって、死ぬかと思ったんだよ」。大きなケガ人はいなかったそうで、「不幸中の幸いだったよ。あれは怖かったね」と話していた。

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2022年11月10日のニュース