「巨人・岩隈」実戦初登板 12球で3者凡退「しっかり投げられた」

[ 2019年8月22日 05:30 ]

イースタンリーグ   巨人4―5日本ハム ( 2019年8月21日    東京D )

救援登板し、1イニングを3者凡退で抑えた岩隈(撮影・島崎忠彦)
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 8年ぶりに日本球界に復帰し、巨人に移籍した岩隈が実戦初登板を果たした。イースタン・リーグの日本ハム戦に6回から登板。1イニングを12球で3者凡退に抑え「腕を振ってしっかり投げられた。(球の)伸びる感じも良かった」と振り返った。

 直球の最速は141キロ。先頭の海老原にはツーシームでバットを折り、二飛に仕留めた。マリナーズ時代の昨年9月5日のマイナー戦以来350日ぶりの実戦に「一進一退の中、投げる日を目標にやってきた。ようやくスタートラインに立てた」。17年秋に手術を受けた右肩のリハビリを続けてきた。東京ドームの大歓声を浴び、家族も応援に駆けつけた。報告を受けた宮本投手総合コーチは「先発として考えています。1日でも早くみたい」と話した。「(1軍は)いい戦いをしているし、その戦力になりたい」と岩隈。日米通算170勝を誇る38歳右腕が復活を目指す。 (川手 達矢)

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2019年8月22日のニュース