西武・山川、本領2発 36&37号でキング独走 ソフトBと4・5差

[ 2019年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武11―6日本ハム ( 2019年8月21日    メットライフD )

5回2死一塁、山川が左越えに2ランを放ち、この日2度目のどすこいポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 バランスを崩しかけた体を立て直すように走りだした。同点の2回先頭。西武・山川は106キロのカーブを右膝が地面につきそうなほど折り曲げて、左翼席に運んだ。決勝となる5試合ぶりの36号。5回にも37号2ランを放ち、2発3打点だ。2日連続で首位・ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、4・5ゲーム差に縮めた。

 「僕たちは勝ち続けます。そして、ソフトバンクがちょっとずつ負けてくれたらいいなと思います」

 若い力を目の当たりに、自分の打撃を貫いた。2回の守り。日本ハムの若き4番・清宮が右越え4号ソロ。「清宮は格好いいです。打った瞬間、打球じゃなくて清宮を見ていた。バットの投げ方とか、走りだし方は高卒2年目とは思えない感じだった」。かねて実力を認める若き大砲の動きを一塁から、眺めて改めて認めた。一方で「力みまくって、何とか打つ。それでいいんです。僕は汚くていい」とがむしゃらにスイングする自身の打撃も再確認。1発目の「膝つき」アーチはまさに、山川らしさの詰まった一発だった。

 1試合2発は6月6日の広島戦以来。そこまで4度あったマルチ本塁打は、実に76日ぶりだ。打率・173など7月に不振に陥り、今月11日からは中村に4番を明け渡し、7番に下がった。「4番を取り返すつもりで」と前向きに取り組み、6番に1つ打順を上げたこの日の2発。本塁打に打点も99に伸ばして2冠を独走する。「復調?まだまだ確定できない。今年はこれが明日できないというのがある」と全快宣言とはいかなかったが、明るい兆しを感じさせる久々のマルチ弾だった。

 この日は子供の虐待防止のオレンジ運動の一環でオレンジのユニホームを着用した。「子供たちと、どすこいができてよかった」。逆転連覇に燃える主砲がパの灯は消さない。 (春川 英樹)

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