阪神マルテ、成長示す貴重犠飛「フクドメサンがつないでくれたおかげ」

[ 2019年8月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―1DeNA ( 2019年8月21日    京セラD )

6回1死三塁、右翼へ犠飛を放つマルテ (撮影・成瀬 徹)
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 新打順に定着したマルテが、これぞ4番の働きを見せた。1―0の4回1死二塁では左翼線適時二塁打。6回1死三塁では右犠飛を放ち、接戦の中で貴重な追加点を、そのバットでもたらした。

 「サイコーデス! 何よりチームが連勝できたことが大きい。ファンにいい試合を見せられて良かったよ」

 高山、木浪と上がったお立ち台で、はにかみながら日本語の決めゼリフも披露した。前夜も5―0の7回に試合を決定づける左越え11号2ラン。ここに来て勝負強さに磨きがかかり、4番が板に付いてきた。

 進境を見せる一因が糸井の離脱後に3番に入った大先輩の存在だ。6回の攻撃は先頭の木浪が左翼線二塁打で出塁。福留は三嶋の初球を強引に引っ張り、ボテボテの一ゴロで走者を進めた。打率が下がるのもいとわない、献身的プレーに「フクドメサンがいい形でつないでくれたおかげで楽な気持ちで打席に入ることができたよ」と感謝を口にし、初球をきっちり右犠飛にして応えた。

 浜中打撃コーチもM砲の成長を指摘する。「最初より頭を使えるようになっている。あそこも右に打てば犠飛になると思って打っている。福留さんが送ってくれた心意気を感じたと思うし、あれがあったからマルテも何とかしなきゃと思ったはず」。“野球脳”が抜群の大ベテランの姿を間近で見て学び、日本式野球にも適応を深めている。

 お立ち台で「明日は誰が活躍しますか?」と問われ「オレガ、ヤル!」と宣言。最後の最後まで猛虎打線の中軸を担う覚悟だ。(山添 晴治) 

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