阪神・高山84日ぶり弾 失投逃さず先制2号「糸原さんに負けたらやばい」

[ 2019年8月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―1DeNA ( 2019年8月21日    京セラD )

3回無死、先制本塁打を放つ高山(投手・上茶谷)(撮影・成瀬 徹)
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 シュート回転しながら真ん中付近に来た直球を逃さなかった。3回先頭。阪神・高山は1ボールからの上茶谷の失投を仕留めてバックスクリーン右まで運んだ。

 「いったかな? いってくれ…という思いで見ていました。昨日、糸原さんが2本目のホームランを打って、さすがに糸原さんにホームランで負けたらやばいなと思って(笑い)。狙ってはいなかったですけど、2本目が出て良かったかなと思います」

 サヨナラ満塁本塁打を放った5月29日の巨人戦以来84日ぶり。打席にすれば182打席ぶりの2号ソロで先制点を叩き出し、決勝弾にもなった。「甲子園だったら、ただの外野フライ。京セラで良かった」と笑ったように理想の打球ではなくても、接戦の中で大きな意味を持つ一発。矢野監督は「もちろん、素晴らしいホームランでした」と大絶賛だ。

 前日の同戦では8回2死一、三塁から代打出場し、低めのフォークに空振り三振に倒れた。一夜明け「いい形じゃなかったので修正したい」と全体練習が始まる前にフリー打撃を敢行。微妙なズレと向き合ったことも決勝弾の一因だった。

 昨オフは初めてパーソナルトレーナーを付けて体幹トレーニングをはじめとする強化メニューで徹底的に鍛え上げた。「毎年追い込む時期ではあるけど、今年は特にきつかった」と母校・明大グラウンドを拠点としたマンツーマンの鍛錬を経て春季キャンプに突入。過去2年間と同じ思いをしないための準備がジワジワと結果に変わっている。

 先発出場すれば7戦連続安打。糸井の復帰時期が不透明ないま、中谷らライバルとの併用が続くが、その数字は頭一つ抜けている。「結果として2打席凡退していますし、そこは反省して…という感じですね」。さらなる上を見据え、定位置を確立していく。(巻木 周平)

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