ソフトB柳田、復帰後初安打 M点灯お預けも「初2番」でいきなり

[ 2019年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―14オリックス ( 2019年8月21日    ヤフオクD )

初回1死、左前打を放つ柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 左膝裏肉離れを抱えていたソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が21日、オリックス戦で初の「2番DH」でスタメン出場した。4月7日のロッテ戦以来、136日ぶりの1軍での第1打席に左前打を放った。9回には岩崎翔投手(29)も507日ぶりの復帰登板。今季ワーストの14失点、17被安打で大敗し、マジック点灯は最短で23日に持ち越しとなったが、役者はそろってきた。

 復帰戦を白星で飾ることはできなかった。それでも、柳田がフルスイングでファンを沸かせた。

 「(1軍の試合は)楽しいですけど、勝てばさらに良かった。そこですね、全ては」

 4月7日以来、136日ぶりの1軍の舞台。プロ9年目、通算850試合目で初の「2番」。守備には就かずDHでスタメンに名を連ねた。

 初回1死の第1打席。田嶋の148キロ直球を左前に運んだ。「タイミングも距離も取れていなかった。1打席目はひどすぎた」と言いながらも内川の左越え2ランで先制のホームを踏み、ナインと笑顔でハイタッチした。その後の3打席は凡退したが、豪快なスイングは故障前と変わらなかった。

 左膝裏の肉離れで約4カ月間、野球ができなかった。午前7時20分に自宅を出発し、筑後市のファーム施設でのリハビリの日々。定期的に患部に注射を打ち、数日間、強度を落としたメニューを余儀なくされる。もどかしい時間。自宅では1軍戦をテレビ観戦し「強いな。うらやましいな」と思いながら、布団に入った。8日に2軍戦で実戦復帰した際には、涙をこらえられなかった。

 試合前の円陣では、松田宣から声出し役に指名された。工藤監督は「(2番は)なるべく打席が回るように。1本出てホッとしたところもあると思う」と復帰を喜んだ。

 勝てば優勝マジックが点灯する可能性があった一戦で、大敗。2位・西武とのゲーム差は4・5に縮まったが、柳田と岩崎が復帰したことは明るい材料。残り28試合、2年ぶりのリーグ制覇へ、柳田は「また頑張ります」と引き締めた。

<柳田経過>

▼4・7 ロッテ戦で走塁中に左膝を痛め途中交代。

▼4・8 病院で検査を受け「左半膜様筋腱損傷(肉離れ)」と診断される。

▼4・10 筑後市のファーム施設でリハビリ組に合流。ティー打撃などを再開。  

▼6・15 2カ月ぶりのフリー打撃。

▼7・9 ファン投票で選出されていた球宴の辞退を発表。

▼7・24 負傷後初の外野ノックをこなす。

▼8・8 ウエスタン・リーグ、広島戦で実戦復帰。「4番・DH」で先発出場し死球、空振り三振。「治るかどうか分からない不安があった」と涙。

▼8・13 2軍中日戦で復帰後初安打。

▼8・14 2軍中日戦で初の中堅守備に就く。

▼8・21 1軍復帰戦で4打数1安打。

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