【牛島和彦 視点】投球術光った巨人・菅野 フォークの“残像”でビシエド斬り

[ 2019年8月22日 08:46 ]

セ・リーグ   巨人5―2中日 ( 2019年8月21日    ナゴヤD )

10勝目を挙げた菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人・菅野は体が重そうで立ち上がりは不安だった。体重移動がスムーズにできず手だけで投げている感じだった最悪の状態は脱しているが、まだ100%の状態ではない。それでも8安打を許しながら7回1失点。その1点も3回1死一、三塁で福田に注文通りの遊ゴロに打たせながら、二塁手の増田大の一塁転送がそれて併殺崩れになっての失点だった。

 力投はできなくても要所で150キロの真っすぐを見せ、変化球を低めに集めて打たせて取る投球。試合の流れでいうとポイントになったのは5回、福田に四球を与えて2死一、二塁でビシエドを迎えた場面だ。2―1からフォークを空振りさせたのが効いた。続く外のスライダーが外れ、フルカウントからもう1球スライダーを続けた。5球目が外れた時点でビシエドは空振りしたフォークを意識したはずで、少し甘く入ったスライダーを打ち損じて遊飛にしてしまうのだ。直後の6回、阿部とゲレーロの連弾が飛び出した。 

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