阪神 新助っ人ソラーテ 今月中にも1軍デビュー?来日即起用の見通し

[ 2019年7月17日 05:30 ]

ヤンハービス・ソラーテの右の構え(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 阪神が、すでに獲得を発表した新助っ人のヤンハービス・ソラーテ内野手(32=マーリンズ傘下)について、来日即1軍戦力として計算していることが16日、分かった。谷本修球団本部長が「すぐに(試合に)出られるんじゃないですかね」と見通しを立てた。12日にはNPBから支配下選手として公示されており、現段階で20日前後に来日予定。早ければ、今月中にも1軍戦で起用する皮算用だ。

 両打ちでメジャー通算75本塁打を誇るソラーテは、打線の起爆剤として7日に獲得が発表された。その際には球団を通じて「1日でも早く日本に行き、自分が持っているものをすべて出してチームに貢献し、チームが日本シリーズに出場できるようにベストを尽くしたい」と頼もしいコメントを残していた。

 今季、メジャーでは28試合出場、打率・205、1本塁打、7打点にとどまったが、ジャイアンツの40人枠を外れた後もマーリンズ傘下3Aでプレーし、15試合出場、打率・314、1本塁打、9打点と好調をキープ。7月1日まで試合に出場しており、来日後も短い調整期間で実戦勘を取り戻せそうだ。

 前日15日には中軸の一角であるマルテが左膝を痛めた。登録抹消こそされなかったが、この日は一時的に戦線離脱。その代役で「5番・一塁」を任された陽川も4打数無安打と精彩を欠いた。最近5試合で計8得点、1試合平均1・6得点と貧打にあえぐ矢野阪神。ソラーテの来日が、待ち遠しい。

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2019年7月17日のニュース