【岩手】花巻東・佐藤、ラストサマーに開花の完封

[ 2019年7月17日 13:15 ]

第101回全国高校野球大会 岩手大会 3回戦   花巻東4―0平舘 ( 2019年7月17日    県営 )

<花巻東・平舘>完封勝利を挙げた花巻東・佐藤(撮影・木村 揚輔)
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 ラストサマーに開花の完封だ。花巻東の背番号18、右のサイドスロー・佐藤(3年)がハートは熱く、配球はクールに快投。最後までマウンドを譲らずにスコアボードに9つの「0」を並べた。

 「三振を獲る投手ではなく、打たせて取るので。内、外の出し入れが出来た」。佐藤はそう振り返った。こんな充実感は高校に入ってから初めてかもしれない。119球、6安打無四球での完封。直球とスライダーを内外角に巧みに配し、意識していないという三振を12個も奪った。

 最後の夏に立てなかったかもしれないマウンドだった。湯口中時代から注目され、花巻東でも2年春から公式戦に登板。しかし、期待に反して結果が出なかった。昨年11月には上手から横手へフォーム変更。「横の幅を使えるようになった」というが、今春はベンチを外れ、今夏も1次登録に自分の名前はなかった。「諦めた部分もあったけど、チャンスを生かそうと」。大会直前の練習試合で好投し、メンバー変更で背番号18を手にした。

 やっとつかんだマウンドで投げ、打っても4回の右犠飛と6回の左前打で2打点。花巻東には、プロ注目のエース・西舘(3年)もいる。でも、佐藤は言った。「西舘とはタイプが違うので。チームのために自分の投球をして、目の前の試合を抑えたい」。2年連続の甲子園へ、背番号18が勢いをつけた。

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