オリ「スミ1内野安打」で勝利 福田が唯一のH プロ野球史上初の珍事

[ 2019年7月17日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1―0楽天 ( 2019年7月16日    京セラD )

1回無死、先頭の福田は遊撃へ内野安打(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスが史上初の「スミ1内野安打勝利」を挙げた。最初で最後の見せ場をつくったのは福田だった。初回先頭の第1打席の初球。則本昂の高め144キロを遊撃内野安打。犠打と野選で1死一、三塁と進み吉田正の中犠飛で生還した。

 「最初に1本出たことは良かったけど、今まで投手に、おんぶにだっこですから。則本さんと次に対戦する時はもっと打って点を取らないと」。喜べない記録でも9連敗中だった天敵を16年8月20日以来3年ぶりに攻略した殊勲の1打だった。

 記録とは縁がある。6月23日の広島戦で延長10回に1イニング4三塁打の節目の一打を放ち、1947年以来72年ぶりとなるプロ野球タイ記録を樹立した。昨年6月17日のDeNA戦でも、球団タイ記録となる1イニング3三塁打の3本目を放っていた。

 1安打勝利はプロ野球37度目で、球団では阪急時代の1950年5月31日の大映戦以来69年ぶり2度目。初回先頭打者の1安打だけで勝つのは、プロ野球史上5度目で球団では初めてだ。内野安打となるとプロ野球史上初の珍記録。パ・リーグでは、西村監督がロッテ時代の89年8月31日の日本ハム戦で記録して以来で、キャプテンに指名するなど指揮官の秘蔵っ子が30年ぶりに再現した形。「良く調べましたね。全然覚えていないです」と照れ笑いを浮かべた。

 首位ソフトバンクが敗れ、自力優勝の可能性が復活。借金6の最下位ながら3位・西武に3・5差だ。指揮官は「もっと打てれば良かったけど、勝つことが一番。明日も絶対に勝たないと」と意気込んだ。 (湯澤 涼)

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