木村拓哉 「本能寺の変」撮影シーンに現れた盟友に感激「すごく幸せな120メートルだったな」

[ 2023年1月29日 23:08 ]

木村拓哉
Photo By スポニチ

 俳優で歌手の木村拓哉(50)が、29日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演し、公開中の映画「レジェンド&バタフライ」(監督大友啓史)で感じた幸せな瞬間について語った。

 同作で木村は、戦国武将の織田信長を演じた。信長の側近・森蘭丸を演じたのは、歌舞伎俳優の市川染五郎だった。

 その染五郎に対して、木村は特別な思いがあるという。父の松本幸四郎が染五郎を名乗っていた時代に、ドラマ「プライド」で共演。アイスホッケーチームのチームメートという間柄で、盟友だった。「(映画では)今の染五郎さんと共演させてもらったんですけど、今の(松本)幸四郎が染五郎をやっていた時に『プライド』というドラマでご一緒したりしていたので、息子である彼と共演させていただいて、“すごいな。あの時のあいつの息子さんと共演しているんだな”と思った」と、めぐり合わせに感激を口にした。

 信長は「本能寺の変」で明智光秀の謀反に遭い、生涯を終えた。その信長と最後まで運命をともにしたのが、蘭丸だった。本能寺の変の撮影シーンには、幸四郎が見学に来てくれたという。「京都の撮影現場で、本能寺のシーンを撮っている時に、“僕の中での染五郎”が立っていて。来てくれて」と明かした。

 撮影所から楽屋まで、2人で歩いたのが思い出だという。「自分が撮影してくれたステージ11から、(楽屋のある)俳優会館まで120メートルくらいあるんですけど、そこは2人並んで歩いて。何をしゃべるというわけじゃないんですけど、すごく幸せな120メートルだったなというのは今思い返しても(感じる)」と懐かしんでいた。

続きを表示

2023年1月29日のニュース