相葉雅紀 石井ふく子氏と初タッグ 孤独な青年役 “ひとりぼっちじゃない”「温かく伝えてくれる作品」

[ 2023年1月29日 04:00 ]

TBSドラマ「ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―」に主演する相葉雅紀
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 嵐の相葉雅紀(40)が今春放送のTBSのスペシャルドラマ「ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―」に主演する。ホームドラマの名手である同局の石井ふく子プロデューサー(96)が3年ぶりに手がける新作。相葉は石井氏の作品に初出演となる。

 亡くなった姉とうり二つの女性に出会った青年に起こる、愛と奇跡を描く。相葉が演じるのは、15歳で両親も家も失った青年。大好きな姉も病気で他界し、「自分はひとりぼっち」と心を閉ざして生きる。ある時、おにぎり専門店で姉にそっくりな店主に出会い、心が変化していく。笑顔が印象的な相葉が、孤独な青年をどう演じるのか注目される。

 石井氏が、2021年に他界した盟友の脚本家橋田寿賀子さん(享年95)を思いながら企画した作品。相葉は「橋田先生の作品を見て育った世代なので、石井さんが声をかけてくださったことは率直に驚きました」と明かす。

 人と人とのつながりや温かさが物語の根底にあるドラマで、コロナ禍のいまだからこそ胸に響く作品になりそうだ。相葉は「誰しもが一度は“ひとりぼっちだ”と感じる瞬間があると思う。けれど、ちょっと周りを見てみたら、手を差し伸べてくれる人がいる。ひとりぼっちではないと、温かく伝えてくれる作品です」とPRした。

 既に撮影済みで、石井氏は相葉について「とっても素敵な青年でした。本当に穏やかで、芝居でも、普段でも人と心で通じるような感じ」と満足げに話した。脚本は20年に第28回橋田賞を受賞した山本むつみ氏が担当した。

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2023年1月29日のニュース