伊藤英明 代表作「海猿」を「最近まで全然見られなかった」ワケ 鑑賞した子供の言葉に…

[ 2023年1月29日 12:04 ]

伊藤英明
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 俳優の伊藤英明(47)が29日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。歌舞伎俳優の中村獅童(50)、「TOKIO」の松岡昌宏(46)と対談し、代表作「海猿」を最近まで見ることができなかったと明かした。

 3人は2012年に同番組へ出演しており、10年ぶりに再共演となった。

 松岡は「10代の時にやってた時代劇とか見ると、がくぜんとすることが2つあって。めちゃめちゃひどいなって思うのと、今こんなにピュアに芝居できてるかなって。あ、俺今変なテク使ってないかなとか」と過去の出演作を見ると様々な思いがめぐる様子。

 それに対し、伊藤は「まだいいよ。俺、最近まで全然見られなくて。代表作って言われる『海猿』なんて全然見られなかった。恥ずかしくて」。海上保安官の主人公を演じ、2002年放送のドラマ、2004年公開の映画が大ヒットした「海猿」を最近まで見ることができなかったという。

 しかし「子供ができて、そういうの見たがるんだよね」と自身の子供と同作を鑑賞する機会があったようで、「松岡が言ったように、俺、今こんなことできないわって思った。あの時、俺いいかげんにやってたようで、一生懸命やってたんだなって。手抜いてないはずなんだけど、ただ照れてたんだって。一生懸命やってるヤツをおちょくっちゃったりしてたんだよね…茶化しちゃってた。一生懸命頑張ってるやつに対して、俺もほんとはそうなりたいし、芝居好きなのに、“なんだよ難しいこと言いやがって、酒飲んで勢いでやりゃいいんだよ”みたいなところがあったんだよね、若い時は」と自身の子供と鑑賞したことで、気づきが多かったと明かした。

 「なんでそこに気付いたんだろうね?」と松岡に聞かれ、「無条件に…子供が見て、怖い、面白い、すごいねえ、これはほんとなの?とか言ってくれたことに対して、難しいことじゃなく素直に出たものを素直にやればいいんだってわかって。あと、ほんとに自分しか見てなかった。作品のこと見てるつもりだったけど、周りの人とかカメラワークとか全然見てなかったんだよね」と視野が広がったと語った。

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