フジ退社の三田友梨佳アナが笑顔の卒業報告　局アナ最後の出演「学びの機会に感謝」「家族の時間を大切に」

三田友梨佳アナウンサー
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　3月いっぱいでフジテレビを退社する三田友梨佳アナウンサー（35）が29日、MCを務める同局放送の「Mr.サンデー」（日曜後10・00）に出演。フジテレビのアナウンサーとしての最後の出演となった。

　番組冒頭でフリーアナウンサーの宮根誠司が「三田さんは今夜で番組卒業となりますが、最後までよろしくお願いします」と説明。三田アナは「よろしくお願いします」と笑顔を見せた。そして番組の最後には2011年の入社以来の特別映像を流した。

　三田アナは「まずは番組の貴重なお時間、私のことで割いていただいてすみません。本当にありがとうございます。4年間、Mr.サンデーを担当させていただきまして、本当にありがとうございます。毎週、大先輩である宮根さんから学ぶことがたくさんありまして、そしてコメンテーターのみなさんの話の中からたくさん新たな気づきや、時には自らを省みるような本当に勉強になるような4年間でした。来週からは山崎アナウンサーが担当しますので、これからもMr.サンデー、どうぞよろしくお願いします」とあいさつした。

　さらに「そして今日が私にとってはフジテレビアナウンサーとして最後のテレビ出演になります。2011年に入社してからの一つ一つの出会いと、学びの機会に感謝の気持ちでいっぱいです。今後については12年間は何よりも仕事優先して走る続けてきましたので、これからは家族の時間をより大切にしながら、自分のペースでキャリアも築いていけたらと思っています。本当にありがとうございました。まだまだ課題も残っていますので、これからも私自身、研さんを積み重ねていきたいなと思います」と最後まで笑顔で番組を終えた。

　三田アナは青山学院大学卒業後、2011年に同局に入社し、翌12年に「ミタパンブー」のMCを担当。バラエティーから報道番組まで、さまざまなジャンルの番組に出演し、局の顔として活躍してきた。19年4月に「FNN Live News α」と「Mr.サンデー」のMCに就任。昨年12月に「Live　News　α」を卒業し、「Mr.サンデー」もこの日が最後の出演だった。

　プライベートでは、20年1月に会社員男性と結婚し、現在は第1子を妊娠中。出産は今春を予定している。当面は出産と育児に専念するもようで、三田アナは「これからの人生において自分にとって大切なもの、自分のありたい姿を見つめ直したときに今が環境を変えるときだと決意いたしました。今後は家族との時間をより大切にしながら、自分のペースで歩んでいけたら」とコメントを発表していた。

　◇三田　友梨佳（みた・ゆりか）1987年（昭62）5月23日生まれ、東京都出身の35歳。11年に青学大を卒業し、フジテレビに入社。学生時代には硬式野球部のマネジャーを務めていた。これまで「笑っていいとも！」「めざにゅ～」「直撃LIVE　グッディ！」などを担当。英検準1級、TOEIC850点。日本舞踊の藤間流の名取となり「藤間友梨恵」の芸名を持つ。趣味はスポーツ観戦、映画観賞。血液型A。