【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第3話 鬼の母と命懸けの家臣が迫る“究極のどうする”

[ 2023年1月29日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第3話大河絵 鬼の母、命懸けの家臣“究極のどうする”
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は29日、第4話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第3話は「三河平定戦」。故郷の三河・岡崎へ戻った松平元康(松本潤)は、打倒・織田信長(岡田准一)を決意するが、弱小の松平軍は全く歯が立たず。一向に援軍を送ってこない今川氏真(溝端淳平)に、本多忠勝(山田裕貴)らは織田に寝返るべきだと言い始め悩む元康。

 そんな中、伯父の水野信元(寺島進)が、岡崎城に16年前に生き別れた元康の母・於大の方(松嶋菜々子)を連れてくる。「母上…」。感動の再会もつかの間、於大の方が「そなたの父上は、かつて尾張におったそなたを見捨てました。恨んでおいでか。わたくしは、たいそう立派なご判断であったと思います。主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」。まさかの“悪魔の叱咤激励”に動揺と怒りに震える元康。その後、家臣団のリーダー酒井忠次(大森南朋)と石川数正(松重豊)にも手打ち覚悟で「松平のため、岡崎のため」と織田方につくことを懇願され…。愛する家族か、国と家臣か――。元康に“究極のどうする”を迫る、鬼の戦国の母、命懸けの家臣を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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