「どうする家康」お市の方・北川景子 岡田信長“初対面オーラ”に「ゾクッ(笑)」緊張?おなかから声出ず

[ 2023年1月29日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第4話。お市の方(北川景子)は松平元康(松本潤)に「欲しい物は、力で奪い取るのです」(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は29日、第4話が放送され、織田信長の妹・お市の方役を演じる女優の北川景子(36)が初登場した。信長役を演じる俳優の岡田准一(42)とは初共演。「信長姿の岡田さんと初めて現場でお会いした時、ゾクッとしました(笑)。最初のリハーサルでは、緊張からか、おなかから声が出せなかったのを覚えています」と明かした。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第4話は「清須でどうする!」。松平元康(松本潤)は織田信長(岡田准一)が待つ尾張・清須城へ向かった。幼き頃に織田に捕らえられていた元康は、再会のあいさつ代わりに信長と相撲を取ることに。クセ者・木下藤吉郎(ムロツヨシ)や信長の妹・お市の方(北川景子)を紹介される中、信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿河・駿府に残された元康の妻・瀬名(有村架純)は、今川氏真(溝端淳平)から元康と離縁して、自分に仕えろと迫られる…という展開。

 ――「どうする家康」におけるお市の方役について

 「今回演じるにあたって、市について映像や史料で勉強しましたが、若いうちに2度も結婚しますし、初めは家や時代に翻弄された人なのかなという印象を受けました。でも古沢さんの脚本を読み込む中で、翻弄されたというより、強い意思を持って家系の存続のために何ができるかを考え続けた人なのだと印象が変わりました。流れに身を任せるのではなく、物心ついた時から織田家のために何ができるかを考えてきたのだろうなと。それからは、役がつかみやすくなりました。もし男で産まれたら、自分も戦力になりたいと思っただろうなという強さ、戦う気持ちを持っていて。織田家の一員であることに誇りを持ち、自分なりに家や兄に尽くしたいと考え、気高く生きた人なのだろうと思っています。

 ――市にとっての信長の存在とは

 「信長の妹ではありますが、この作品では弟のような感覚があります。どんなに頑張っても叶わない。けれど『自分もこんな人になりたい』と尊敬して、背中を追い続けてきたのではないかと思います。岡田さんが演じる信長は絶対的王者感があって『この人には逆らえない』という圧倒的なオーラがあります。血を分けた兄ではあっても、何を言い出すのか分からない怖さはあったでしょうけれど、市にとってはずっと憧れだったのだろうと思います」

 「今回、岡田さんとは初共演です。信長姿の岡田さんと初めて現場でお会いした時、ゾクッとしました(笑)。最初のリハーサルでは、緊張からか、おなかから声が出せなかったのを覚えています。でも、市はそんな信長とも長年付き合ってきたのだな…と思って。岡田さんがいてくださることで、市としてもより一層強い気持ちでいようと思えるし、私自身としても『どうする家康』に出演されている偉大な先輩方とも堂々とお芝居していこうと、あらためて自分を奮い立たせることができています」

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