藤井叡王の挑戦者は出口六段 プロ4年目の26歳「どちらが勝つか分からない将棋をお見せできたら」

[ 2022年4月3日 05:30 ]

叡王戦5番勝負で藤井叡王への初挑戦を決めた出口六段
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 将棋の第7期叡王戦挑戦者決定戦が2日、東京都内で行われ、出口若武五段(26)が服部慎一郎四段(22)を下し、5番勝負初出場を決めた。タイトル戦出場も自身初。規定により六段に昇段した出口は28日に東京都千代田区の神田明神で開幕する5番勝負で藤井聡太叡王(19)=王将、竜王、王位、棋聖含む5冠=に挑戦する。

 19年4月1日に四段昇段を果たした出口はプロ4年目での大舞台に「自分の実力では及ばないところがあり、もうちょっとしてから実感が湧くかもしれません」と初々しく話した。藤井とは過去5回の対戦で1勝4敗。20年3月9日の棋王戦予選で唯一の勝利を挙げている。「(最後まで)どちらが勝つか分からない将棋をお見せできたらと思います」と意欲を示した。

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