加藤清史郎 演技の源は猛虎愛にあり 六甲おろし“英才教育”応援で感情表現身につけた
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【夢中論】待ちに待った球春到来。いまだ白星が遠い阪神に熱視線を送り続けるのが俳優の加藤清史郎(20)だ。物心がつく頃には歌詞を見ないで「六甲おろし」を歌っていた生粋の“トラ党”。0歳で芸能界入りし、気がつけば20歳。日常に自然に溶け込む猛虎愛が名演技を支えている。
神宮球場の一塁側。ヤクルトファンの傘が揺れる中、縦じまのユニホームを着た加藤の姿があった。阪神の攻撃が始まるとメガホンを叩いて応援。点が入ると跳び上がって大喜び。一緒に球場に訪れたヤクルトファンの友人も変貌ぶりに目を大きく見開く。
「外野、ホーム側、ビジター側、バックネット裏。全部大好きです。球場では周りの目なんか気にしません。本塁打が飛び出たら周りのおじさんとも思わずハグです」
09年のNHK大河ドラマ「天地人」、トヨタ自動車のCM「初代こども店長」で人気子役となった。2020年に英国留学から戻り、昨年はTBS「ドラゴン桜」で存在感を示した。阪神を応援する時にあふれる喜怒哀楽。人を引きつける演技の原動力はここにある。
神奈川県出身だが阪神ファンの祖母と父の影響で、物心がつく頃にはトラ党になっていた。「お風呂で100まで数えたら湯船から出られる。それが我が家では六甲おろしを3番まで歌うことでした。そんな環境なので気がついたら好きになっていましたね」。昨季は著名人が曲に合わせて甲子園のビジョンに登場する「みんなで六甲おろし」にも選ばれた。
少年時代の一番のヒーローは09年まで活躍した赤星憲広氏(45)。赤いレガースと手袋を装着し、相手チームを翻弄(ほんろう)する“レッドスター”に憧れた。「僕と同じく小柄。それなのにバシバシと盗塁を決める姿が格好良かった」。他にも金本知憲前監督(54)や昨年引退した鳥谷敬氏(40)とチームを引っ張る名選手たちに心を打たれた。「17年5月の巨人戦。鳥谷選手が前日に鼻を折ったのにフェースガードをつけて打席に立った。その姿を思い出すと今でも勇気づけられます」
阪神は常に日常だった。早めに仕事が終わると、フラッと観戦に神宮球場に寄ってしまうこともある。コロナ下で人数制限があり、当日券が買えなかった時には「悔しいから球場のそばで音だけ聞いて楽しんでいました」。スタジアムから漏れ聞こえるアナウンス、歓声やため息。それだけで拍手したり、天を仰ぐこともあった。
「自分は普段から感情豊かなんです」。名演技を生む感受性と想像力は阪神によって育まれたと言っても過言ではない。仕事帰りは欠かさずスマホで試合をチェック。選手たちの躍動が日々の活力となり、明日を頑張るエネルギーとなる。
目指すのは俳優界のオールラウンドプレーヤー。「映画もドラマは当たり前。殺陣も歌舞伎も…。ラジオ番組やテレビのMCだって、エンタメは全て共通するものがあると僕は考えている」。長年の芸能生活で至った境地だ。
「何でもできる俳優、それが僕の理想なんです」。これにはきっかけがあった。中学時代にプロ野球選手を夢見て野球部に入った。そんな時、共演した市川海老蔵(44)に言われたのが「俳優としての13年のキャリアを捨てて野球をやるの?13年なんて会社員だったらベテラン。野球なら趣味でも役でもできるじゃん」。同じく幼少期から舞台に立ち続ける先輩の一言。自らの進む道が見えてきた。ドラマや映画で野球選手を演じる夢はまだかなっていないが「スイングには自信がある。いつでも“バッチ来い”」。準備は万端だ。
球場でのひそかな夢も。「コロナで観戦に行けないうちに20歳になったので、球場でビールを飲みたい。きっとおいしいだろうな」
期待は2年目の佐藤輝明(23)。「本塁打王を獲ってくれるはず」。だが、阪神は開幕から8連敗と“低空飛行”。「矢野燿大監督のラストイヤー。今年勝たなくて、いつ勝つねん!」。自らを鼓舞するように語る加藤。どんな役柄が来ようとも打席に立ち続ける。
◆加藤 清史郎(かとう・せいしろう)2001年(平13)8月4日生まれ、神奈川県出身の20歳。生後2カ月で「劇団ひまわり」に所属し、1歳1カ月でデビュー。09年にNHK大河ドラマ「天地人」で主人公・直江兼続の幼少期を演じ話題に。同年にトヨタ自動車のCMで“こども店長”としてブレーク。20年に高校3年間の英国留学から帰国。現在は大手芸能事務所「研音」に所属。趣味はスノーボードなどスポーツ全般。1メートル62。
≪舞台「るろうに剣心」で念願殺陣デビュー≫加藤は来月開幕のミュージカル「るろうに剣心 京都編」(IHIステージアラウンド東京、5月17日~6月24日)で初の殺陣に挑戦する。「“何でもできる俳優になる”という目標があるので、いつか挑戦したかった。念願がかなってうれしい」と出演を喜んだ。人気漫画が原作で、加藤は天才的な剣術を持つ瀬田宗次郎役。元々原作ファンで「キャラの雰囲気や背丈も似ていて、やるなら自分だと思っていた。後は剣術の腕を磨きます」と気合十分だ。舞台上で剣を交えるのは主演の小池徹平(36)。05年のTBS「ドラゴン桜」で生徒役。「劇中で東大を目指した“先輩”でもあるので、足を引っ張らないように頑張りたい」と意気込んでいる。
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