ひろゆき氏 ロシアとウクライナの停戦合意は困難と分析「ひたすら泥沼化して、かなり長期化する」

[ 2022年4月3日 12:11 ]

西村博之氏
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 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が3日、「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。ロシアによるウクライナ侵攻問題について言及した。

 今後の見通しとしてひろゆき氏は「解決は無理。ロシアとしてはウクライナ全土を抑えるのは無理だよねと確定したので、じゃあ東部ドンバス地区とクリミアだけは抑えようってなってるんですけど、ドンバス地区はロシア系住民がもともと多いのと、ウクライナ住民をロシアが拉致しちゃって、この後ロシア住民がそこに住むようになっちゃうんですよ。そうなるとロシア住民が住むところをウクライナが攻撃するという形になるので、ひたすら泥沼化するのでかなり長期化するんじゃないかと思う」と私見を述べた。

 さらに「停戦の合意がまず難しい」と指摘。「キーウ(キエフ)あたりの包囲が外されたあとも、住民が後ろ手に縛られて虐殺されたりというのが見えているので。じゃあここはロシアに任せようねってなった場合にウクライナの人たちがどうなるかもう保証されていないんですよ。ウクライナ全体として、ロシアには絶対譲らないよねっていう壁は崩せない。その一枚岩があることでウクライナとして戦えるので。例えば日本に中国が攻めてきて、じゃあ沖縄と九州だけあきらめようぜとかそんな交渉できるわけないじゃないですか。だから無理だと思う」と主張した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領による中立化の提案については「あくまで武器捨てて戦いをやめようねと、東ドンバス地区も含めて戦争しない状態にしようっていうだけで、ロシアの『この部分を欲しい』を譲れるわけではないのでお互い同意できないと思う」と述べた。領土についての国民投票案も挙がっていることについて「ウクライナ人がロシア人出てけで終わりなので、それはやると思います」とした。

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2022年4月3日のニュース