ウィル・スミス 映画芸術科学アカデミーから退会 ノミネートは今後も可能 賞返上は言及せず

[ 2022年4月3日 05:30 ]

ウィル・スミス
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 米アカデミー賞の発表・授賞式でプレゼンターのコメディアン、クリス・ロック(57)を平手打ちした俳優ウィル・スミス(53)は1日(現地時間)、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかにした。米メディアが伝えた。自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明した。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及し「暴力が理性を上回ることが二度とないように仕事をすると約束する」とした。

 現地メディアによると、アカデミー会員を辞めるとオスカーでの投票権を失うことになる。だが、会員であることが条件ではないノミネートは今後も可能だという。今回受賞した主演男優賞を返上するのかどうかについては触れていなかった。

 アカデミーは退会届を受理。懲戒手続きは引き続き進める見通しで、資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。早ければ18日の次回理事会で決まるという。スミスは声明で「自身の行いに伴ういかなる結果も全面的に受け入れる」と表明している。 

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