ひろゆき氏 欧米によるロシアへの経済制裁「ロシアがつぶれるまでやる気でいる」と分析

[ 2022年4月3日 13:13 ]

西村博之氏
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 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が3日、「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。ロシアによるウクライナ侵攻問題について言及した。

 概況として「ロシアは石油もガスも出て日本がすごくいっぱい買っているが、欧州は買わなくなった。他のところから石油やガスを買うようになったので世界中で石油とガスの値段が上がっている。電気代も上がりますと。石油やガスが上がると、輸送費も上がる。そうなると米国から買う小麦やヨーロッパから買うワインやチーズの値段も上がりますという状態が2、3カ月続くと思います」と短期的な分析を述べた。

 さらに長期的には「ヨーロッパとアメリカがめちゃくちゃ本気で経済制裁をやっている。ロシアがつぶれるまでやる気でいる。ソ連崩壊みたいな形になって、崩壊した後のロシアのどうやって権益を奪い取るかという話になると思うので、(日本は)そういう時に参加できるように西側にいた方いいんじゃないかなって思います」とした。

 「ロシアの崩壊」をどう定義するかについて「プーチン失脚ということができないので…ロシア国内では未だに人気あるし、軍がクーデター起こすこともほぼない状態。カザフスタンがロシアの味方するのをやめると言い始めた。味方する国が減って、内部的にも経済制裁で国民の生活が厳しくなって、ロシア自体がたちゆかなくなって、各自治州が独立するような動きになるのではないか。そして崩壊するというオチなのではないか。5年、10年くらいじゃないですかねえ。それくらい経済制裁を続けるのでは」と述べた。

 さらに「逆に経済制裁がきつい状態が続くと思う。クリミアにロシアが行った時に中途半端な経済制裁をしたので、ロシアはウクライナを全面的に攻められる余力を残しちゃったんですよ。だから今回停戦になったとしてもかなりきつい経済制裁をするのではないか。欧州はエネルギーが欲しいので、ロシアを崩壊させて、エネルギー利権を欧州側で管理しようぜくらいに思ってると思います」とした。

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2022年4月3日のニュース