中嶋常幸プロ、TBS小笠原アナ 昨年松山英樹制覇のマスターズ「もらい泣き中継」 陰の立役者を称える

[ 2022年4月3日 18:14 ]

2020年、プロゴルファー生誕100周年記念「ドリームチャリティーゴルフ」ドリームチャリティーで談笑する(左から)倉本昌弘、中嶋常幸、青木功
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 プロゴルファーの中嶋常幸(67)とTBSの小笠原亘アナウンサー(49)が3日放送のTBSラジオ「中嶋常幸のティーグラウンドへようこそ!」に出演。昨年マスターズでの「もらい泣き中継」の秘話を明かした。

 昨年、松山英樹が制したマスターズでは、実況を担当した小笠原アナと解説を担当した中嶋、宮里優作両プロが東京・赤坂のスタジオから中継に出演。松山が最後のパットを決めると、小笠原アナは「マスターズの壁を松山英樹は乗り越えました」などと声を震わせた。その後、55秒間にわたって沈黙。3人とも歴史的快挙に感激のあまり言葉が出ず、涙をこぼし、視聴者のもらい泣きを誘った。

 小笠原アナは「すごいなと思うのは、昨年確かに我々泣きましたけど、泣いた理由として技術さんたちの努力ですよね。音声とか、クリアな中にピヨピヨピヨって(鳥の鳴き声が)入ったり、松山選手が引き上げてくる時のあれだけの夕時の静けさとか、トレーナーさんが嗚咽する声とか。ああいうのをリアルに届けてくれた音声さん、技術さん、映像の作り方もそうですけど、そこですよね」と、臨場感あふれる中継を支えたスタッフの尽力を称えた。

 中嶋も「東京でやってて、映像見ながらしゃべることに関しては、かえってオーガスタにいるような雰囲気が出たね。東京のスタジオでやってて、距離感を感じなかった。いるんじゃないかっていうくらいの気持ちになった。それをやってくれたスタッフの努力だったと思う」と振り返っていた。

 2人は今年もマスターズ中継に東京のスタジオから出演する。

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