松原耕二キャスター　林外相ポーランド訪問に「近い将来、アジアで起きるかもしれないことを考えても大事」

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　元TBSの松原耕二キャスターが3日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。林芳正外相が2日、ポーランドの首都ワルシャワで、ロシアの侵攻を受けたウクライナのクレバ外相と会談したことに言及した。

　林氏は「ウクライナの人々を断固たる決意で支援する」と述べた。一方、クレバ氏は、日本がロシアに「迅速かつ強力な制裁措置」を科しているとして謝意を示した。林氏は、ウクライナからの避難民が身を寄せる施設も訪問した。

　松原氏は「今、林外相がポーランドに行ってますので、日本のかかわり方を一つ指摘しておきたいんですけど、今回ずっと見ていてですね、今回のことほど、欧州の安全保障が自分たちの問題なんだと感じられたことは、日本人としてないと思うんですね」と指摘。そして、「中国の振る舞いが焦点の一つとなり、台湾にどんな影響が出るかが議論され、そして実際に北朝鮮は今回のことの間隙を縫うようにICBMの発射実験をしているわけですね。つまり欧州の問題はわれわれの問題なんだということで、われわれは顔が見える形で日本は貢献する。それは逆にアジアの問題は欧州の問題なんだというふうに今それを逆に訴えておく。それが近い将来、アジアのいろんなことが起きるかもしれないということを考えても、とても大事なんだなと感じますね」と自身の思いを述べた。