和田アキ子 ウィル・スミスのビンタ騒動「口は災いのもとじゃないけど、家族のことは言わない方がいい」

[ 2022年4月3日 13:50 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(71)が3日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。米アカデミー賞の発表・授賞式でプレゼンターのコメディアン、クリス・ロック(57)を平手打ちした俳優ウィル・スミス(53)に言及した。

 先月27日(日本時間28日)の授賞式ではプレゼンターとして出席したロックが、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチをしたことにスミスが激怒。壇上に上がりロックの顔面をビンタし、大騒動に発展した。

 ロックは30日に授賞式後に初めて公の場に姿を現し、「まだ考えを整理しているところだ」と発言。スミスは今月1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかに。米メディアでは自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及し「暴力が理性を上回ることが二度とないように仕事をすると約束する」とした。アカデミーは退会届を受理し、懲戒手続きは引き続き進める見通しで、資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。

 和田は「暴力ですから、ちょっと日本では考えられない。あのアカデミー賞の、あの会場でって言うのが」と切り出した。日本ではスミスを擁護する意見もある中、アメリカとの反応の違いには「文化も違うからね。考え方も」とした。

 また「ウィル・スミスの奥様が、ちょっと脱毛症ということで悩んでらして、髪を短くしてたのを」と語り、「よくブラックユーモアって言うけど日本ではそういう傾向あんまりないから」。出川哲朗が「僕と(ダチョウ倶楽部の上島)竜さんみたいにチューして仲直りすんのが最高の解決策だったんじゃないかなと思いますけどね」と話すと、和田は「だからそういう風になればいいと思うのが、日本的な考え方なのかも分からないね」と話した。

 それでも和田は「賛否両論あるけど、この場所でって言うことだけに関しては、私、ウィル・スミスと話したことあるんですけど、日本に来たときにね、映画の宣伝で。場所がちょっと神聖なる場所っていうかね、役者さんにとっては」と断言。その一方で「言葉の暴力もあるから、どっちも傷ついていることは確かなんで。そういう(仲直りの)コントがあれば良かったね。お互いに歩み寄ってね。言いっぱなしみたいになってるから。両方謝ってるって私は聞いたんですけど」と話した。

 ウィル・スミスの謝罪については「この謝罪は凄いんじゃないですか。正直じゃないでしょうか」としながらも「でも取り方だからね、人の。本当に。やってしまってから謝ってもね。これはどうなんでしょうか」。ロックのコメントに関しては「何かあるのかな」とし、「でもお互いどっちもどっちだからね。大人になったばかりの」「だから口は災いのもとじゃないけど、家族のこととかは言わない方がいいのかもね」と私見を語った。

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2022年4月3日のニュース