武田鉄矢 木下ほうか騒動で持論「男優は何かの犯罪者の顔に近いと個性的」も「大事なのは…」

[ 2022年4月3日 12:45 ]

俳優の武田鉄矢
Photo By スポニチ

 俳優の武田鉄矢(72)が3日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。複数の女性に性行為を迫ったなどと「性加害」を報じられたことを受け、芸能活動を無期限休止すると発表した俳優の木下ほうか(58)の騒動について言及した。

 武田は「私自身は先生役が長かったから、割と良い風に見てもらえますが、もともとは私の顔は痴漢顔ですよね」と投げかけ、「前から思っていたのは男優っていうのは特に何かの犯罪者の顔に近いと個性的なんですよ」と私見を述べた。

 「高倉健さんも日本刀を持つと健さんの個性が出る。渥美清さんもトランクを広げて物を売ったりしているとらしく見える。このほうかさんは嫌味なネチネチした役をやると、抜群の個性を発揮しそうですけど、そこで一番大事な条件は絶対にしないってことなんですよ」と持論を展開。「高倉健さんは暴力は大っ嫌い、渥美清さんは言葉で人をだますのが大っ嫌いっていう前提があって、任侠映画であり、フーテンの寅さんになるわけです。そういう意味では、ほうかさん、そりゃダメだよ、っていう声しか出ないんですけどね」とあきれ顔を見せた。

 「芸能界で一番のショックは悪い役やっている人が本当はいい人だったっていう発見が一番見ている人に感動させるわけじゃないですか。松本さんなんかそうじゃないですか、決して、あのね~人を引き付ける何かじゃない」とも。この言葉に「ダウンタウン」の松本人志も「めちゃくちゃ言うてる」と苦笑しつつも「そうです、そうです、悪顔です」と求めると、武田は「悪顔。その人が会って話すといい人だから人は、お客は寄ってくるんじゃないですか」と主張した。

 木下は3月23日に「文春オンライン」に「性加害」疑惑を報道された。記事では、2人の女優が2011年に木下から性行為を強要されたと訴えた。1人は演技指導の名目で木下の自宅に行った際の行為を告発。もう1人に対しては、木下は「いろんな監督を紹介してやれる」と話していたといい、いずれも優位な立場を利用して関係を迫ったものだった。

続きを表示

2022年4月3日のニュース