松本人志 ウィル・スミスのビンタに「一番つらいのは奥さん」「俺もあの立ち場ならいってるかも」

[ 2022年4月3日 10:43 ]

ダウンタウンの松本人志
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(58)が3日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。米アカデミー賞の発表・授賞式で米俳優ウィル・スミス(53)に平手打ちをされたコメディアンのクリス・ロック(57)のその後の行動についてコメントした。

 ロックは先月27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで行われた授賞式にプレゼンターと出席。壇上でスミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの容姿を侮辱する発言をし、スミスから平手打ちを食らっていた。

 ロックは30日に授賞式後に初めて公の場に姿を現し、「まだ考えを整理しているところだ」と発言。ウィル・スミスは今月1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかに。米メディアは自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及し「暴力が理性を上回ることが二度とないように仕事をすると約束する」とした。アカデミーは退会届を受理し、懲戒手続きは引き続き進める見通しで、資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。

 松本は「我々のルールは、向こうのルールとは違うので難しいなと」と日米での感覚の違いを指摘しつつ、「いつまでもこの話が続いてしまうことで、一番つらいのは奥さん。結果論になってしまいますけど、こんなことになるなら、あそこはウィル・スミスさん、スマートに終わらせて、あとで後日、楽屋に行くのか、当事者だけで話し合うなり、何なりやった方が良かったということになってしまう」と指摘。「でも、俺もあの立ち場なら、もしかしたら同じようなことを(している)。(殴りに)いってるかもしれない」と、ウィルの気持ちをおもんぱかった。それでも松本は「ウィル・スミスのビンタが重心がズレてて、あまりよくなかった。靴がキューンってなって、モーションが大きいから避けられるんです」とチクリと入れた。

 会場ではロックのジョークに笑いがもれていたが、これに、同局の渡邊渚アナウンサーが「明らかにひどいことを言ってるのに、会場全体も認めているような笑い声が見ていて悲しくて」と話すと、これは、松本は「ロックさんと奥さんとの関係性もわからない。意外と親しかったらOKかもしれない。それでもアウトかな。後ろの方のお客さんは関係も分かってないから、何となく笑っちゃったのかな」とフォローした。

 会場では誰一人マスクもせず、アクリル板もなかったことにも触れ、「言葉のマスクをして、ビンタ防止のアクリル板があったらよかったのに。どうですか、これ?めちゃくちゃ良くないですか?僕、これで最終回ですから」と言い、笑いを誘った。

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2022年4月3日のニュース