落合博満氏 カブス鈴木誠也の打撃フォームに「日本でやってたスタイルが一番…その時々で臨機応変に」

[ 2022年4月3日 12:21 ]

落合博満氏
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 3冠王に3度も輝いた落合博満氏(68)が3日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、カブスの鈴木誠也外野手(27)の打撃フォームに言及した。

 鈴木は2日(日本時間3日)、本拠地でのエンゼルス戦に「5番・右翼」で出場し、第2打席に先発左腕サンドバルから左中間へ2号2点本塁打を放った。カウント1―2から甘いスライダーを完璧に仕留めたもので、左足を上げタイミングをはかる本来のスタイルでの豪快弾。ちなみに1号本塁打はノーステップの打撃フォームからだった。

 落合氏は、鈴木の打撃フォームに「日本の野球と投手の質が違うんですよ、米国の投手っていうのは。どっちかというと上半身でテークバックを小さくして投げてくるっていうのが、だいたいの米国の投手なんですよ。日本人みたいに、ぐーっと粘ってくるような投げ方じゃないんでね」と説明。そのうえで「それに合わせるまでには時間がかかると思うので、大谷がノーステップで成功してるから自分もっていう考えなのか、合わないからノーステップにしてみようかっていう考えて打ったのかは…」と言い、「日本でやってたスタイルをそのまま通していくのが一番結果的にはいいんだろうと思います。それでその時々によって臨機応変に対応していけばということなんだろうと思います」と話した。

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2022年4月3日のニュース