神田愛花 ウィル・スミスのビンタに当初は「かっこいい」と共感も「暴力を振るった側は何も生み出せない」

[ 2022年4月3日 11:28 ]

フリーアナウンサーの神田愛花
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 フリーアナウンサーの神田愛花(41)が3日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。米アカデミー賞の発表・授賞式で米俳優ウィル・スミス(53)に平手打ちをされたコメディアンのクリス・ロック(57)のその後の行動についてコメントした。

 ロックは先月27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで行われた授賞式にプレゼンターと出席。壇上でスミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの容姿を侮辱する発言をし、スミスから平手打ちを食らっていた。

 ロックは30日に授賞式後に初めて公の場に姿を現し、「まだ考えを整理しているところだ」と発言。ウィル・スミスは今月1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかに。米メディアは自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及し「暴力が理性を上回ることが二度とないように仕事をすると約束する」とした。アカデミーは退会届を受理し、懲戒手続きは引き続き進める見通しで、資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。

 意見を求められた神田は「私は自分が妻の立ち場でもあるので、最初ニュースを聞いた時はウィル・スミスさんの行為を格好いいってちょっと思っちゃったんです。男気あるなって思っちゃったんです」と妻としての本音を吐露。それでも「後々様子を見て行くと、ウィル・スミスさんのほうが立ち場が危うくなって、あのジョークを言った方があまりお咎(とが)めがない。この状況を見ると、暴力を振るった側は何も生み出せないんだなと。奥様は傷ついているし、自分もいろいろなものを失うから、暴力って結局、何も生まないんだなって感じました」と見解を示した。

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2022年4月3日のニュース