橋下徹氏 プーチン大統領の健康問題で「早く亡くなってほしいっていう思いはある」発言も“訂正”

[ 2022年4月3日 15:47 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)が3日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。ロシアのプーチン大統領の健康問題に言及した。

 番組では、ロシアの独立系メディア「プロエクト」が、プーチン氏が甲状腺に何らかの病気を抱えているという可能性を指摘したとし、2016~20年の4年間で、がんを含む甲状腺の専門医が59回、甲状腺がんの専門医が35回、プーチン氏の別荘を訪れたことなどを報じた。

 橋下氏は「僕らの方からすれば、ロシアが倒れてほしいという思いがあるので、どうしてもロシアの悪い情報に乗っかりがちになってしまうんですが、あえてこの病状のことを前提に考えさせてもらうと、ウクライナの戦争主導で重要なのは、経済制裁がいつ効くかということと、プーチン後もロシアがこんな(ウクライナへの侵攻のような)暴挙をずっと続けるようなロシアでいくのかっていうこの2点が重要だと思う」と指摘。そして、「いろいろロシアの専門家の方から話をうかがうと、プーチンの後、このような暴挙をそのまま遂行するだけの人物はいないんじゃないかっていうことをよく聞くんですよ。これは、あくまでもプーチン個人の判断であって、ロシア国家全体でみんなでやろうってことになってないってことも聞くんですが、そのあたりはどうなんですか?プーチンが早く亡くなってほしいっていう思いはあるんだけれども、その後はどうなりそうなんですか?」と、ロシア政治を研究し、政府の国家安全保障局顧問(2018~20年)などを歴任した慶大総合政策学部教授の広瀬陽子氏に質問。広瀬氏が「プーチンと同じような暴挙をするような人はいるようには思えません」と答えると、橋下氏は「ちょっと“病気で早く亡くなってほしい”っていうのは、いくらプーチンさんでもあれかな」と“訂正”し、「とにかくプーチン大統領後っていうのは、とにかくこのような暴挙がそのままいくかどうかっていうのはまだ専門家から見ても分からないってことなんですね」と再質問していた。

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2022年4月3日のニュース