「鎌倉殿の13人」頼朝の株は暴落？信長彷彿「是非もない」ネット話題＆再ボヤきに爆笑「ただの大泉洋w」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第13話。愛人・亀がダメなら…と、元妻の八重（新垣結衣）に言い寄る源頼朝（大泉洋）（C）NHK
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　俳優の小栗旬（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（日曜後8・00）は3日、第13話が放送された。織田信長が明智光秀の謀反（本能寺の変）を知った時の言葉と伝わる「是非もなし」が連想される源頼朝（大泉洋）の台詞「是非もない」が登場。SNS上には「歴史に残る『是非もなし』、歴史に残らない『是非もない』」「こんなに情けない『是非もない』があるかw」「大泉頼朝と染谷信長（麒麟がくる）で全く重みが違うw」などの声が続出。反響を呼んだ。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組！」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

　第13話は「幼なじみの絆」。政子（小池栄子）が男児を出産し、源頼朝（大泉）の嫡男誕生に沸く鎌倉だったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政（坂東彌十郎）は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員（佐藤二朗）は源義経（菅田将暉）らに近づく。そんな中、北条義時（小栗）は八重（新垣結衣）のことを一途に思い、鎌倉と江間を往復する日々を送り…という展開。

　鹿狩りの帰り。頼朝は懲りずに亀（江口のりこ）のいる館に立ち寄り「久しぶりである」。しかし、そこには政子の姿があった。頼朝は思わず二度見をし、口をあんぐり。館を出ると「なぜ、こうなる。いや～、このままでは帰れん。帰れんぞ」と安達盛長（野添義弘）に愚痴をこぼした。

　向かった先は八重のいる江間館。「来てしまいました！幸せにやっておるか」。書を読んでいた八重は驚き「近うございます」と頼朝から離れる。

　頼朝「わしらが共に過ごしたのは、何年前じゃ」

　八重「忘れました」

　頼朝「いまだに、おまえのことを想っては、眠れぬ夜を過ごすこともある。嘘ではない。つらいことがある時などは特に」

　八重のほほに触れようとすると、頼朝の「噛むかー！」という絶叫が外まで響き渡る。館を追い出され「是非もない。鎌倉へ帰ろう」。盛長は食い気味に「それがよろしいかと」と答えた。

　前回第12話（3月27日）、亀が「後妻（うわなり）打ち」に遭い、館が焼き払われた際の「ここまでするか？」などに続き、頼朝は今回もボヤき連発。政子に御台所としての心得を説いた亀とは対照的に株を下げた。

　SNS上には「芸術的な二度見w」「もはや恒例のボヤきシーン」「ただの大泉洋w」「頼朝がクズすぎるので、木曽義仲が聖人に見える」「頼朝さ～小四郎の爪の垢を煎じて飲めよ」「結論、政子も八重も亀も頼朝には過ぎた女」「今日誕生日なのに株を落とす男・大泉洋」などの声が続出。反響を呼んだ。

　ちなみに、大泉洋はこの日が49歳の誕生日だった。