ヤクルト ドラ5並木「あこがれの神宮、警備―じゃなく選手でプレーしたい」

[ 2020年10月30日 12:36 ]

(左から)ヤクルト・丸山スカウト、並木、橿渕スカウトグループデスク
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 ヤクルトからドラフト5位指名された独協大・並木秀尊外野手(21)は30日、埼玉県草加市内の同大で橿渕聡スカウトグループデスクらから指名あいさつを受けた。

 50メートル5秒32の韋駄天(いだてん)が心を躍らせた。「まだ神宮でプレーしたことはない。神宮は警備のアルバイトで働いたことはあるけど、遠くから選手を見ただけで…。夢の場所なんです」。

 首都大学2部所属とあり神宮には縁遠いが、冬場は野球部員がキャンプ遠征費用捻出のため、同球場を警備する会社でアルバイトするのが恒例だった。並木も遠巻きからヤクルトの選手をチラ見し「誰だか分からないけど、大きいと感じた」とプロ選手の体格に驚いたという。来季から1メートル70、71キロの全身を躍動させ、グラウンドを駆け回るつもりだ。

 橿渕デスクも走力を期待している。「昨冬の大学日本代表候補合宿で衝撃を受けた。五十幡君と双璧」と“サニブラウンに勝った男”日本ハム2位指名の五十幡亮汰外野手(21=中大)に並ぶ「武器」をアピールして欲しいと力説した。

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2020年10月30日のニュース