ソフトB周東 プロ野球新12試合連続盗塁!高校時代の恩師「その頃から自分の生きる道が分かっていた」

[ 2020年10月30日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―3ロッテ ( 2020年10月29日    ペイペイD )

周東の東農大二時代に恩師だった加藤監督
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 ソフトバンクの周東佑京内野手(24)が29日、ロッテ戦の初回にプロ野球新記録となる12試合連続盗塁を達成。チームも逆転サヨナラ勝利で、南海時代の53年9月と62年8月を超える球団新の月間20勝目を挙げた。タレント軍団の中でも埋もれることのない唯一無二の走塁力。東農大二野球部元監督で現教頭の加藤秀隆氏(58)がスポニチ本紙の取材に応じ、スピードスターの「原点」を明かした。

 努力を積み重ねて達成したプロ野球新記録。本当に素晴らしいですね。自分のことのようにうれしいです。

 高校入学当時の印象はとにかく細くて色白でした。「3年間やれるのかな?」と思ったほど。今よりさらに細かった。でもとにかく足は速かった。ショートゴロならセーフ。だから「ショートゴロを打て」と言っていたし、自分でも打とうとしていた。三遊間に飛ぶとほぼ100%に近い確率でセーフでした。

 振り返ってみれば、その頃から自分の生きる道が分かっていたのでしょう。全体練習が終わった後の夜間の自主練習で打席から一塁へ駆け抜ける練習をよくやっていた。地味な練習なのに本当に真面目にやっていた。他にも盗塁のスタート、ベースランニングをひた向きに練習していました。バットを振っていた姿はあまり見たことがないぐらいですね。

 口数は少なかったけど根性と負けん気があったので3年生では主将を任せました。口で言うような感じではなく、ひた向きな姿勢で見せるタイプ。周りにも支えてもらうタイプの主将でした。上級生になっても用具の片付けとか、率先してやっていました。
 地道に努力を続ける姿勢はグラウンドを離れても同じでした。3年間は毎日、実家のある(群馬県)太田市から高校のある高崎市に1時間以上をかけて通学。一度、高校近くに下宿するように勧めたけど「家から通います」と言われました。それこそ始発に乗って、練習が長引く日は終電で帰ることもあったと思います。本当に凄いと思います。

 改めて日本新記録を樹立する活躍を、不思議な感じで見ています。正直ここまでやると思っていなかったので本当にびっくりしています。本当におめでとう。また新しい目標を掲げて、頑張ってほしいです。(東農大二高教頭)

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