西武 2位浮上“目前”で2連敗…ロッテとのゲーム差変わらずも楽天肉薄でCS争い激化

[ 2020年10月30日 21:43 ]

パ・リーグ   西武3―4ソフトバンク ( 2020年10月30日    メットライフD )

<西・ソ>打てない打線にベンチで、渋い表情の辻監督(中央)(撮影・久冨木 修)
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 3位西武は30日、本拠で首位ソフトバンクに3―4で敗れ2連敗。9月10日のオリックス戦以来の先発となった平井が5回4安打3失点と奮闘するも、打線の援護なく5敗目を喫した。これでチームは勝率5割に逆戻り。同日に敗れた2位ロッテとのゲーム差は「1」と変わらなかったものの、4位楽天との差は「0.5」と縮められCS争いは激しさを増してきた。

 今井が先発回避し、前日に急きょ先発を告げられた平井は初回三者凡退と順調な立ち上がり。しかし3回、2死三塁から中村晃に適時内野安打を許し失点。4回には無死ニ塁から栗原に中越え16号2ランを浴びた。それでも12試合連続盗塁とプロ野球記録更新中の周東の出塁を許さず。3打席連続凡退に抑えるなど5回まで4安打のみと力投した。

 打線はソフトバンク先発・東浜の前に8回まで沈黙。9回、中村に9号2ランが飛び出すなどリリーフ陣を攻め3点を返したが反撃はここまで。3―4で敗れ、勝てば2位浮上という状況でまたも足踏みすることになった。

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