巨人・原監督「正々堂々戦って、日本一になる」 MVPは「まだ戦い半ばですから」

[ 2020年10月30日 22:43 ]

セ・リーグ   巨人3―3ヤクルト ( 2020年10月30日    東京D )

<巨・ヤ>原監督を先頭にペナントを持って場内を一周(撮影・篠原岳夫)
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 巨人が2年連続47度目(1リーグ時代を含む、セでは38度目)のリーグ優勝を決めた。引き分けでの優勝決定は球団史上初。原辰徳監督(62)にとっては9度目の優勝で、3度目の連覇達成はセ・リーグ初の快挙となった。

 優勝インタビューでの原監督との一問一答は以下の通り。

 ――優勝おめでとうございます。
 「今年のシーズンを象徴しているような苦しい、いつもギリギリのところで、今日は引き分けで優勝を決めましたけど、ペナントレースを象徴するようなゲームでした」

 ――難しいシーズンだった。
 「ジャイアンツの選手ももちろんですけど、12球団の選手、関係者、この(コロナ禍の)状況でしっかりコンディションを作って戦ってきた。誇りある人たちだ、と敬意を表したい」

 ――監督が選ぶMVPは?
 「まだ戦い半ばですから、チームとしてはまだホップステップくらい、途上にある選手たち。ここではそれは控えたい」

 ――開幕が遅れた。
 「6月19日に開幕迎え、始まってからも(苦しい)戦いがあったが、選手スタッフ、そして私も、よく頑張りました」

 ――無観客から始まったシーズン。
 「球界は非常に厳しいスタートを切りまして、無観客からどんどんお客さんも増えてきた。これから、世の中もどんどん明るくなると思う」

 ――次は日本シリーズ。
 「前半、中盤、後半と選手にはムチを入れて頑張らせたと思う。5連敗もあったが、今日の優勝で疲れも半減し、来るべき日本シリーズで、正々堂々戦って、日本一になるでしょう」

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