巨人・岡本 優勝の味をかみしめるも本塁打王を争う丸の「足元にも及ばない…」に苦笑い

[ 2020年10月30日 23:21 ]

セ・リーグ   巨人3ー3ヤクルト ( 2020年10月30日    東京ドーム )

<巨・ヤ>ペナントを持って場内一周する原監督ら巨人ナイン (撮影・森沢裕)
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 巨人の岡本和真内野手(24)が優勝マジック1として迎えたヤクルト戦(東京D)の3回に2試合ぶりの一発となる逆転の28号2ランを放った。本塁打、打点の2冠を走る4番打者。チームの優勝を支えた。

 東京ドームのグラウンドで行われた優勝会見。岡本は、原監督、坂本、菅野、丸とともに臨んだ。

 「チームの勝ちを第一にやってきた。去年は迷惑ばかりかけていたが、前半戦は少しはお返しできたかなと思った」

 本塁打で2本差の丸が本塁打王争いを問われ「(岡本には)足元にも及ばない。岡本さんのカバーをできれば」と言われると、苦笑いを浮かべるシーンもあった。

 若大将としての自覚を胸に臨んだ6年目のシーズンだった。野手キャプテンを任された昨年の秋季キャンプ。ハードなランニングメニュー後、不満さを態度に出してしまった。その姿に元木ヘッドコーチから「キャプテンならああいう態度を見せるな」と注意された。同12月のハワイ優勝旅行中のウエルカムパーティーでは、坂本に壇上から名指しで「チーム第一でやれ」とハッパをかけられた。

 「僕がしっかりしてチームを引っ張っていかなくてはいけない。そういう意識をしっかり持てということだと思う」

 24歳の若き主砲に対する期待は原監督も同じ。2年連続30本塁打以上した信頼から、2月に自身の愛称「若大将」を譲った。昨年までの「ビッグベビー」から進化したレギュラー定着3年目。巨人第89代4番は「3年やって一人前。打率、ホームラン、打点でキャリアハイを目指したい」と誓った。

 お菓子とジュースを断って5キロ減の100キロをキープ。求められれば先輩にも打撃の助言を送った。円陣では笑いを交えて盛り上げた。そして、何よりもプレーでチームに貢献した。開幕直後は3冠王も狙えると思わせるほどの活躍で牽引。軽い腰痛で2試合欠場した以外は、4番・三塁に座った。28本塁打と86打点の2冠。打線の中心で威圧感を与え続けた。

 「日本一になって、僕も貢献したなと堂々と言えるようなシーズンにしたい」。後は日本一の栄冠だけだ。

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