巨人主将・坂本「想像もできない開幕。若手が勝たせてくれた」 コロナ乗り越え2000安打へあと4本

[ 2020年10月30日 23:08 ]

セ・リーグ   巨人3ー3ヤクルト ( 2020年10月30日    東京ドーム )

<巨・ヤ>原監督(左)が坂本と抱き合う(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の坂本勇人内野手(31)は初回に左前打を放ち、5試合連続安打をマーク。通算2000安打にあと4本とした。春季キャンプでインフルエンザに感染、開幕直前には新型コロナウイルスに感染するなど、思うような練習は重ねられなかったが、試合では先頭に立って連覇へと導いた。

 会見に臨んだ坂本は「なかなかチーム状態も上がらなかったが優勝できてホッとしています。僕自身も想像もできなかった開幕でしたが、若い選手がチームを勝たせてくれた」と語った。

 リーグ連覇、8年ぶりの日本一を目指した今季。絵馬に「優勝」としたためてキャンプインした。だが1、2月に2カ月連続でインフルエンザに感染。思うような練習量を消化できず、キャンプ打ち上げの際には「野球人生の中で一番調整できていない」と珍しく本音をもらした。

 コロナ禍で3カ月遅れた開幕直前には、新型コロナの陽性反応を示し、10日間の入院生活を余儀なくされた。それでも志願して開幕戦に出場。「今日、開幕できることをいろんな人に感謝の気持ちを持って1年間戦っていきましょう」とナインに呼びかけて特別なシーズンの幕を開けた。再認識したのは、ファンの存在。7月の有観客初戦では、久しぶりのファンの声に思わず涙がこみ上げた。

 調整不足で開幕当初は打率が低迷した。技術は誰もが認める。必要なのはコンディション維持。数年前から、ビタミンやミネラルをサプリメントで積極的に摂取するなど体調管理の意識は高い。今季は、カブスのダルビッシュがアドバイザーを務めるブランド「Yutrition」のサプリにも興味。同ブランドのコンセプトは「1秒でも長く、健康で生きたい人へ」。シーズン通して活躍するため、いいものは何でも取り入れた。

 2000安打までは残り4本。「1試合でも早く打ちたいと思います」。節目の記録も達成し、主将6年目で初となる悲願の日本一もつかむ。

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