西武の後半戦に頼れる右腕復帰!多和田、ブランク2カ月で習得した新球

[ 2019年7月15日 08:30 ]

西武・多和田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武の多和田真三郎投手(26)が20日のオリックス戦(メットライフドーム)で約2カ月ぶりに1軍復帰する。昨年は26試合に登板し、16勝5敗。初の最多勝に輝き、チームの10年ぶりのリーグ制覇にも大きく貢献した。

 マリナーズに移籍したエース菊池が抜けた今季は初の開幕投手も務めたが、前半戦は9試合に登板し、わずか1勝にとどまった。5月25日の日本ハム戦で今季ワーストの4回途中5失点でKO。小野投手コーチから「自分の納得する球が投げられるようになるまで」と、2軍での無期限調整を命じられていた。

 最初の約1カ月は「自分のやりたいことができた」と振り返るように、徹底的に走り込みや投げ込みを行い、自分の球を見つめ直す期間にした。「もともと持っている球種がある程度投げられるようになってきたので、何か新しいものを」と新球チェンジアップの習得にも力を入れた。

 実戦に入ってからは「140キロ中盤から後半の直球やスライダーは、昨年のような球に近くなってきた」と杉山2軍投手コーチ。直球は切れを増し、習得したばかりのチェンジアップは大きく落ちる。杉山コーチは「チェンジアップでカウントも取れるし、勝負できるくらい」と太鼓判を押すが、多和田は「手応えはあるが1軍と2軍とでは違うので、1軍で反応を見ながら試していきたい」と慎重な姿勢を見せた。

 9日のイースタン・リーグ、DeNA戦では3失点完投し、1軍復帰をつかんだ。「2カ月間やってきたことを出し切れるようにしたい」と多和田。前半戦を3位で終えた辻監督も「後半戦は多和田が活躍してくれると思う」と期待を寄せた。最多勝右腕が、後半戦でチームとともに巻き返しを図る。(記者コラム・武本 万里絵)
 

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