【和歌山】最速147キロ&7K“紀州の剛腕”和歌山東・落合に日米8球団スカウト「見るたびに成長」

[ 2019年7月15日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 和歌山大会1回戦   和歌山東11―1星林(6回コールド) ( 2019年7月14日    紀三井寺 )

<和歌山東・星林>6回2安打7奪三振1失点と好投した和歌山東・落合(撮影・奥 調)
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 第101回全国高校野球選手権(8月6日から16日間、甲子園)は14日、34大会231試合が行われた。和歌山大会では今秋のドラフト上位候補で最速148キロを誇る和歌山東の落合秀市投手(3年)が1回戦の星林戦で自己記録にあと1キロに迫る最速147キロをマーク。日米8球団のスカウトが視察する中で、6回2安打1失点で、チームを勝利に導いた。15日は南北海道大会が開幕し、48大会 412試合が行われる。

 紀州の剛腕の初戦に、日米8球団のスカウトがネット裏に陣取った。1メートル85、90キロの恵まれた体から繰り出す落合の直球は、日本ハムのスピードガンでMAX147キロを計測。6回7奪三振。外野に飛んだのはヒット1本だけというのも、力強さの証明だ。

 「ちょっと緊張しました。負けたら終わりというのと、いろいろ注目されているので。注目されるのは、うれしいんですけど」

 中学時代の硬式野球チームでは3年生19人の中で「19番目の存在」。高校でも野球を続けるつもりはなかったという。友達とBMXやスケートボードで遊ぶのが楽しかったという普通の高校生が、米原寿秀監督の自主性を尊重する指導で才能を開花。ロイヤルズの大屋博行スカウトが「見るたびに成長している。使い減りしていないのも魅力」と評価する中、夏を迎えた。

 日本ハムは吉村浩GMも駆けつけた。担当の林孝哉スカウトは「指先の感覚がいい。上位で消える選手だと思う」。阪神・渡辺亮スカウトも「体が大きいし、変化球を器用に使うのも魅力」と評価した。

 「甲子園とプロに行くことが目標。狙い通りにコントロールできればかなうと思う」。硬式野球部創部10年目での甲子園へ、未完の大器が力強い一歩を踏み出した。 (鈴木 光)

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